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この度、劇中の重要なシーンで歌手の吉幾三さんが「グルーの歌唱」として参加されていることが明らかに!吉幾三さんの歌唱シーンの本編映像が解禁されました!

今回解禁になった映像は、AVL(反悪党同盟)刑務所内でのお楽しみ会の一コマ。グルーに積年の恨みを持つはずのマキシムとグルーが、マイクの取り合いをしながらも見事なデュエットを披露しています。2人が歌うのは1980年代に活躍したイギリスのポップデュオ、ティアーズ・フォー・フィアーズの「ルール・ザ・ワールド」。80年代のカルチャーを感じさせるスタイリングで登場したグルーとマキシムは大勢の囚人たちを前に、音に合わせてノリノリで腕を振りながら1本のスタンドマイクで歌いだします。お互いを押しのけたり、グルーのウィッグをはがしたり、ライバルらしくマイクを取り合う2人ですが、歌が佳境に入るとライバルだった2人の歌声は重なり合い、息もぴったりに。美しいハーモニーで歌いきる彼らに囚人たちも立ち上がり歓声と拍手が飛び交いました。本来仲の悪いこの二人が何故奇跡のデュエットを果たすのかは、作品を観てのお楽しみとなりますが、本作を語る上では外すことのできない重要なシーンです。

「怪盗グルー」シリーズの日本語吹替版に初出演となる吉幾三さんは、グルーやミニオンたちの印象について「孫が大好きなシリーズで、よくミニオンのモノマネをしていました。」と語ります。
実は今回のご出演は、グルー役の笑福亭鶴瓶さんからオファーを受け決定したとのこと!オファー当時を振り返って、「(該当シーンの)最初から最後まで英語で歌うのは初めてだったので、『俺何すればいいの?』と(鶴瓶さんに)メールをしたら、『やれや!』だけの返事が来ました(笑)。でも僕らは『やれや!』『分かったわ!』で通じる間柄なのでとにかく頑張りましたが、そっちは関西弁で吹替えているのに、なんで俺だけ英語やねん!と思いました(笑)」と、ここだけの裏話を披露!

長い歌手生活の中でも初めての経験だと明かす吉さんは、「最初にお話を頂いた時は、歌謡曲よりは簡単かなと思っていたのですが、なんと英語の曲で!最初は『俺の英語で分かるんか!?』と思いましたので、迷惑をかけるかもしれないとお断りしようと思ったのですが、頑張ってみようと思いお引き受けしました。知り合いのレコーディングディレクターが英語の発音に指示出ししてくるのですが、『そんなに言うなら、実際にやってみせて!』なんてジョークを言い合いしながらなんとか収録しました。でもやっぱり大変であんなに苦労したのはデビュー以来でした(笑)」と、収録時の苦労した様子も語りました。

吉幾三さんが「デビュー以来苦労した!?」グルーの吹替歌唱シーンは本作における重要なシーン。グルーファミリーと破天荒なミニオンたちが超変身し、さらに大騒ぎ、大活躍!?のノンストップ・エンターテインメント『怪盗グルーのミニオン超変身』は超大ヒット公開中! 日本のエンターテイナーが勢ぞろいの豪華な吹替版をぜひ劇場で御覧ください!

 

■吉幾三さん コメント

Q:「怪盗グルー」シリーズをご存じでしたか?
A:孫が観ていたことを覚えています。よくミニオンのモノマネをしていました。当時は怪盗グルーに相当ハマっていたんでしょうね。

Q:今回のオファーを受けた時の詳細を教えて下さい。
A:最初にお話を頂いた時は、歌謡曲よりは簡単だろうと思っていました。ただ少し声を変えなければいけないのかな?とかそれくらいに考えていました。なるべく早く音資料と譜面が欲しいとお願いしたら、なんと英語の歌でした(笑)。最初は「俺の英語で分かるんか!?」と思いましたので、ご無礼をお掛けしたらいけないのでお断りしようと思ったのですが、頑張ってみようとお引き受けしました。でもやっぱり大変であんなに苦労したのはデビュー以来でした(笑)。レコーディングディレクターの方が私の知り合いなのですが、そのディレクターが「もっと舌を丸めて下さい」なんて発音の指示を出してくるんですが、「そんなに言うなら、実際にやってみせて!」なんてジョークを言い合いしながら、なんとか収録しました。自分で作った曲で英語の単語を入れた曲はありましたが、最初から最後まで英語の曲は初めてでしたので、とにかく一生懸命に歌いました。本当に大変でアルバムを2日で制作している感じでした。

Q:鶴瓶さんとプライベートでは長いお付き合いなのですか?
A:そうですね。もう40年以上前のまだ20歳代のデビューしたての時ですかね。今回の話を受けた時も、メールで「俺何したらいいの?」と聞いたら「お前、やれや」と(笑)そっちは関西弁?で吹替えているのに、なんで俺だけ英語やねん!と思いましたね(笑)。でも僕らは「やれや!」「分かったわ!」で通じる間柄なので。鶴瓶さんは落語家として天才だと思いますね。僕は歌しかありませんが、何をやってもやりきることのできる人だと思います。

Q:次に鶴瓶さんにお会いしたら、今回の件は何と伝えますか?
A:「やれや」だけのメールはないだろう!と。「どれだけ苦労したか分かってんのか!お前も歌ってみ!」と伝えたいですね(笑)。映画のヒットに少しでも貢献できていれば大変嬉しいです。でも、続編があっても呼ばないでね!大変だったから(笑)。

Q:これから本作をご覧になる予定の方へメッセージをお願いします。
A:皆さん、是非本作をご覧ください。そして俺の歌を聞いてくれ!(笑)