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笑福亭鶴瓶さん、片岡愛之助さん、山田杏奈さんと新ファミリー吉幾三さんが登壇!爆笑トークで「怪盗グルー」の夏をさらに盛り上げる舞台挨拶を開催いたしました!

夏休みで賑わう映画館で「怪盗グルー」を楽しんだばかりの観客たちの前に登場したのは、本作の顔である笑福亭鶴瓶さんと、本作で初参加の片岡愛之助さん、山田杏奈さんのグルーファミリー、そして、本作を語るうえで外せない重要なシーンでグルーの歌唱を務めた新ファミリーでありスペシャルゲストの吉幾三さん。大きな拍手で迎えられる中、鶴瓶さんが「今の声を聞いてもらってわかるように、(本作の)アフレコやってからずっとこんな声です。たくさん入っていただいてありがとうございます。うれしい限りでございます」と7年ぶりのグルーへ全力で挑み名誉のガラガラ声で感謝を伝え、愛之助さんは「たくさんある映画から選んでいただき、ありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします」、山田さんは「大ヒットということで、たくさんの人に観に来ていただけているんだなとすごくうれしいです」、吉さんは「役ではなくて、歌を担当させていただきました。ようわからんままでしたが、今日やっと“何のことか”ということがわかりました」と挨拶しイベントはスタート!

本作はすでに興行収入24億円を超えるメガヒットを記録しており、日本中がグルーたちやミニオンの巻き起こすハチャメチャな大騒動に大盛り上がりの状況を受けて、鶴瓶さんは「7年ぶりですからね。どうなることかと思いましたが、色んな所で(劇場は)いっぱいですって。ムビチケを知り合いにあげたんですよ。そしたら、どこでもいっぱいやって。子供も喜ぶし。普通の時にいってもいっぱいなんですよ」とこのメガ大ヒットな状況に驚きを隠せないでいるようです。吉さんが歌唱する本作の最後を飾るティアーズ・フォー・フィアーズの「ルール・ザ・ワールド」に話題が及ぶと、吉さんは「日本語やと思ったら英語やから。1m50cmもある長い譜面がきて。英語が書いてて、カナがふってて。孫に聞いたらすごい有名なんやって」と驚きのオファーであることを告白。映画を楽しんだばかりの観客たちに向けて、実は前日に本作を観に来ていたという愛之助さんは「最後のとあるシーンで出す声がなかなか大変でした。そもそも、僕、歌を歌うって聞いてなかったんで、“え、歌うんですか?”って聞いて。しかも、吉幾三さんも参加されますよって聞いて。“僕、無理ですよ!”って思ったんですけど、譜面もらって、必死でした」と公開を迎えた今だからこそ言える裏話を披露しました。

山田さんは「周りの方から観に行ったよ!子供と観に行くよって言ってくれる人も多くて。色んな年齢の人が観てくれる作品なんだなと思って嬉しいです」と、日本のみならず世界中で愛される「怪盗グルー」シリーズの一員となったことへの喜びをあらためて嚙み締めました。

鶴瓶さんからの直オファーを受けて新たに加わった吉さんは、50年来の仲だという2人の間で交わされた爆笑やり取りを披露。鶴瓶さんの「吉に頼んだらどう?」の一言から始まった吉さんの本作への参加は、まさかのオファーだったことを明かしつつも「どうなの?って聞いたら、メールで『やれや』の3文字や。僕は日本語で歌うって思ってたから、歌だったら大抵どんなジャンルでも歌えるから『わかったわ』って話で。送られてきら譜面が英語やってん」とまさかの英語歌詞であったグルーの歌唱を振り返る。鶴瓶さんが「俺、それ知らんかったんですよ。歌やったら何でもいけるかなって思ったら英語や言うし。大変やったん?」と聞くと、吉さんは「大変よ!(笑)ねぇ、愛之助さん」とデュエットをした愛之助さんへバトン。愛之助さんは「相当難しかったですね。役の中で歌わないといけないんで、あんまり上手く歌すぎると、『上手すぎます』とやり直しになるんです」と想定外のやり取りがあったことを告白。続けて、吉さんは「何とかオッケーが来たって聞いたら、アメリカからオッケーが来たって言うて。え、俺の歌、アメリカまでいったの!?って」と、自身の歌が海を越えて本作を飾ることになった道のりに驚きの様子。鶴瓶さんは「主役でしょう、俺?大阪弁を本国に送る言うんですけど、誰がアメリカの大阪弁チェックするん?大阪弁もダメ出しされるねん」と鶴瓶さんならではの裏話も。

本作で描かれる高校時代からのライバルであるグルーとマキシムの関係にちなんで、20代の頃から友人である鶴瓶さんと吉さんがお互いに負けない部分を尋ねられると、鶴瓶さんは「負けないはないですよ、ジャンルが違いますから。(吉さんは)歌手やけどお笑いジャンル入ってきているから、そこだけは負けたらあかん」と話すと、吉さんは「こないだ漫才協会入りましてん。ナイツに頼んで通知きました。漫談と物真似ができるんで」と衝撃の新事実を告げると、鶴瓶さんは「なんでやねん!あかんがな!勝手なことすな!」と勢い止まらず。改めて鶴瓶さんに負けないところを尋ねられた吉さんは「勝てるところはないねん。何やっても失敗するねん」と漏らすと、鶴瓶さんは「やめときや」とすかさずフォロー。

そんな仲睦まじい二人の様子に、山田さんは「台本の名前の並びを見て、私はここにいていいんだろうかって思ったんですけど、ほっこりしちゃいます!」と笑顔が止まらず、愛之助さんは「うらやましいですね。僕は(吉さんが)マキシムに見えてきました」とキャスト総出の終わらない掛け合いに会場は大盛り上がり。もう一度見てほしいシーンを尋ねられると山田さんは「最後のシーンがすごく好きでした!そこを自分でももう一度観ようと思っていますし、もう一度見るならぜひ注目してほしいです」と伝え、愛之助さんは「きっとエンドロールを見て、こんな人で出てたの?ってなられたと思うんです。なので、ぜひそれを探してみてください!」と熱く語りました。

 

鶴瓶さんたちが会場を熱く盛り上げる中、暑い夏を涼ませるメガヒット記念のメガミニオンの氷像が登場!氷彫刻師の清水三男さんの手によって美しく彫られたメガデイブ、メガガス、メガジェリー、メガメルの4体の氷像が運び込まれると、鶴瓶さんは「これ作ったん!?」とそっと触れてみたり、山田さんは「メガミニオン全部好きなんです。すごく細かいんですね」と感心しきり。

涼し気なメガミニオンたちがライトに照らされて輝きを放つ中、観客と一体となって大きな「怪盗グルー」の掛け声を最後に、熱い余韻を残してメガヒット記念舞台挨拶は幕を閉じました。